ヨーロッパのオーガニックの基準 
BDIH(ドイツ・本部マインハイム)の自然化粧品の基準
2001年から自然派化粧品の基準がスタートする。
  • 動物由来の原料は、生きた動物からのみ可。
  • 原料や製品に対する動物実験は一切行わないこと。
  • 合成着色料、合成香料、合成油脂、シリコンパラフィンそのほか石油製品は使用しない。
  • 保存料としては自然の、またはいくつかの天然由来と同等の、ということは、自然成分を模して合成された成分は許される。たとえば安息香酸、サリチル酸、ソルビン酸、ベンジルアルコールなどがこれにあたる。この場合「保存料として○○○○を使用」と明記すること
  • 原料や製品のために放射線照射は行わない。

エコサート(フランス)
1991年に設立。化粧品認証は数年前から始める。

  • 最終製品には内容製分全体の最小でも5%の有機認証された成分を含むこと。
  • 植物性成分の最小でも50%が認証された有機農法由来であること。より厳しい条件を満足しているものについては、たとえば「95%が有機原料製」というようなラベルもある。
  • 動物由来の原料は、生きた動物からのみ可。
  • 最終製品の動物実験は不可。
  • 合成着色料、合成香料、合成油脂、油、シリコンおよび石油製品は使用しない。
  • ポリエチレングリコール(PEG)とその誘導体の使用は不可。
  • 保存料として認められるのは、安息香酸、蟻酸、プロピオン酸、サリチル酸、ソルビン酸、ベンジル酸。加工原料は0.5%までのパラベンならびにフェノキシエタノールで保存可。
  • 遺伝子組み換え原料の使用は不可。
  • 原料や製品のために放射線照射は行わない。

ネイトルー(ベルギー)
2008年に成立設立。

  • 75%以上のアイテムが、ネイトルー基準で自然化粧品またはオーガニック化粧品と認定されなければならない。
  • 化学反応の数を最小に抑えた合成界面活性剤の使用は可。たとえココサルフェート(硫酸ヤシ油)、ココグリコシド、ココグルタメート(グルタミン酸ヤシ油)など。また完全に生分解性がある界面活性剤に限る。
  • NaTrueにおいてはすべての原料(水を除く)は次のどれかに該当し、 そのほかの物質は排除されます。
    1. 天然
    2. ネイチャーアイデンティカル(鉱石やクレイなど)
    3. 天然に近い素材(合成防腐剤、合成界面活性剤を含む)

コスメビオ(フランス)
2002年に設立。使用原料の95%以上が、自然由来またはオーガニック栽培による原料でなければならない。ただし、現時点で自然な形では入手不可能な原料については、微量の合成物質の使用は認める。これらの原料は、PEGやシリコン、石油化学原料由来以外のものに限られており、COSMEBIOが提示する厳しい基準に合致していなければならない。

  • 植物性の原料については、95%以上がオーガニック原料でなければならない。
  • 合成香料、合成色素を使用していない
  • パラベンやフェノキシエタノールなどの、合成保存料を使用していない。
  • 石油化学物質(パラフィン、シリコン、PEG)を使用していない。
  • 遺伝子組み換えされた原料を使用していない。
  • イオン化処理をしていない
  • 自然に対する配慮は、自然のバランスを守ることや、動物実験の禁止など、あらゆる分野に及ばなければならない。
  • 製造過程で環境汚染をしてはならない
  • 包装はリサイクル可能または生物分解可能なものでなければならない。
  • 消費者に対し、化粧品に使用している原料や完成品にいたるまでの製造過程をすべて明示しなければならない。
  • ナチュラル原料およびオーガニック原料の比率は、BIOやECOのロゴがある製品のパッケージにはっきりと記載しなければならない。

デメター(ドイツ)
シュタイナー農法あるいはバイオダイナミック農法に準拠し、最終製品までも厳しい基準を適用。化粧品の認定は、すべてデメター認定があるものを配合したものに限って認めています。

  • 水以外の全成分の90%がデメターをクリア。デメターでは、使用される植物やみつろうについてバイオダイナミック農法の厳しい基準を適用している。
  • 鉱物・金属由来の添加物は可。
  • 遺伝子組み換えの作物や組織の添加物は不可。
  • 原料や製品に対する動物実験は行わない。
  • 天然由来と同等の合成成分は不可
  • 揮発性油、植物エキスは使用可。
  • 無着色、無漂白の植物性あるいは動物性ワックスは使用可。
  • ごく少量のグリセリン、二酸化チタン、クエン酸は可。石油原料のポリエチレングリコールとその誘導体やパラベンなどの保存料は不可。
USDA(米農務省)認証 オーガニックとは
「オーガニック」 http://www.nygreenfashion.com/html/learn/usda.html より引用
認可された手法で生産された食品、その他農業製品のことをさします
資源の循環を育み、生態系のバランスを整え、生物多様性を保護することが可能な
文化、生物、機械を使用して行う農法を取り入れたものである。
合成肥料や下水汚泥、放射線照射、遺伝子操作は使用してはならない。
 オーガニック作物を栽培する土地では、収穫前3年以上禁止物質を使用しない。
  • 土地の肥沃度や作物の栄養素の管理には、耕うん・耕作、輪作、被覆作物の栽培、動植物性老廃物や認可された合成物質による補填といった方法を活用する。
  • 害虫、雑草、疫病管理には、主に物理的、機械的、生物学的な防除方法を用いる。
    こうした手法が不十分な時のみ、国が認めている生物、植物、合成物質を使用してもよい。
  • 入手可能な場合は、オーガニックの種子や種植物を使用しなければならない。
  • 遺伝子操作や電離放射、下水汚泥は禁止する
オーガニックの表記は、オーガニック原料の含有率により3種類に区分されています。
容器包装には、以下のように表示されます(NOP Organic Labeling and Marketing Informationより)。
  1. 「100%Organic」
    100%オーガニック原料の製品
  2. 「Organic」
    95%以上オーガニック原料の製品
  3. 「Made with Organic ingredients」
    70%以上オーガニック原料の製品
    3種類以内であれば、容器包装にオーガニック原料名を記載してもよい。

USDAオーガニックのマークを使用できるのは、上記1と2、つまり95%以上オーガニック素材を使用した食品のみです。
オーガニック含有量が70%以下の場合は、容器包装にオーガニックと記載することはできませんが、成分表内にオーガニック原料名を記載することはできます

完全無添加化粧水(スカイローション)
スカイローションに使用しているのは
材料  水 ローズウォーター(オーガニック) ホワイトカオリン
国産のリンゴ果汁、リンゴ果実水
材料にも防腐剤を使っていない 完全に添加物が入っていない化粧水です
 
-----キャリーオーバーの添加物もチェックしています-----
化粧品製造会社は、「何々エキス」という原材料を
化粧品原料会社から買ってきてブレンドしますが、ブレンド時にパラベンを加えないかぎり、
あらかじめ原材料に入っていたパラベンを全成分のラベルに記載する必要がないのです
そのように原材料にあらかじめ含まれている成分は、「キャリーオーバー」と呼ばれています。
「合成防腐剤を一切、使っていない」という化粧品メーカーのパンフレットは、
安心を求める消費者を引きつけますが、ラベルに記載されていないキャリーオーバー成分がないかどうか?
チェックする必要があります
無添加、自然派化粧品、オーガニックコスメの違いについて
無添加、自然派といいながら、少しだけ植物エキスが入っただけで
肌にとって危険な合成成分を多く含む化粧品が多いのが現状です
無添加化粧品=合成成分がまったく入っていないわけではありません
無添加=安心というわけではないのです
旧厚生省が指定したアレルギーの危険性のある化粧成分102種類を入れていなければ
無添加化粧品と記載できます(防腐剤のパラベンは102種類に含まれます)
フェノキシエタノールなどは 102の『表示指定成分』以外ですが
肌トラブルを起こしやすいことが知られています 
 
自然派化粧品は、植物エキスを抽出した成分を多く使った化粧品ということになりますが、
これもパンフレットの言葉だけではなくラベルをしっかり見てチェックする必要があります。
自然のエキスはほんの少しで、ほかの成分はいろいろと不安な化学物質になっているという製品も多いからです